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『雪の鉄樹』(遠田潤子)

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内容(「BOOK」データベースより)

祖父と父が日々女を連れ込む、通称・たらしの家で育った庭師の雅雪は、二十歳の頃から十三年間、両親のいない少年・遼平の面倒を見続けている。遼平の祖母から屈辱的な扱いを受けつつも、その傍に居るのは、ある事件の贖罪のためだった。雅雪の隠してきた過去に気づいた遼平は、雅雪を怨むようになるが…。愛と憎しみの連鎖の果てに、人間の再生を描く衝撃作。


感想


今回は遠田潤子さんの『雪の鉄樹』という作品を読みました!

初めて読む作家さんでした。本屋で偶然見つけて”面白そう!”と思い挑戦してみました。


一見するとミステリーっぽいですが読んでみると、主人公やその周りの人物達がもがき苦しみながらも必死に成長していく話になっています。


とにかく内容が”濃い”です。様々な登場人物達の過去や思いが複雑に絡み合います。


主人公の雅雪が遼平の祖母からひどい扱いを受けながらも懸命に遼平のサポートをしていく理由が中々明かされず、”なぜ?””どうして?”という気持ちからどんどんページが進んでいきます。


特に前半は暗い雰囲気が続きますが、遠田潤子さんの魅力的な文章のおかげで嫌にならず読むことができました。


内容的に大人の方や大学生に読んでもらいたいです!

高校生や中学生には難しいかも。


「人間」の残酷さや純粋さ、美しさなどに胸が締めつけられます。

あまりの衝撃に上手に言葉にすることができませんが、とにかく読んでほしい!


これぞ小説!

読み終わった後にどっぷりとこの小説の世界に浸っていたことに気づくことでしょう。

ぜひお楽しみください!


田中

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